毎年育てるミニトマト。
最近はずっと種から育苗するのが恒例になってきました。
ただ、手間と時間がかかり、もう買ってしまった方がいいかも…と思い始め…
今年はどのくらい節約できているのか?欲しい苗はホームセンターにあるのか?確認しました。
今年新たに買い足した種がこちら⇩
大体必要としたものを一個単価で計算してみます。
今回は薄皮ミニトマトピンキーで計算してみます。
種:15粒入りで1,210円。一粒80.6円
土:ホーマック で14ℓ657円。9cmポリポット45個分くらいなので、9cmポット1個14.6円。
種は発芽しないものがあることも考慮して、セルトレーに撒いてから、ポリポットに移します。
セルトレーは1枚42.7円。一つずつ使用で考えると高く見て1.7円程度です。
発芽するまでは爬虫類用のヒーターを使用しています。
電気代は1ヶ月で335円程度(最近の電気代値上がりは考慮できませんでした)。
1週間だと78円程度。一つにすると、5円程度です。(ナス科野菜なら1週間で発芽します)
その後、ポリポットに移して、鉢上げして…
9号ポリ1個2.4円。12号ポリ1個5.2円…で完成のため、土は9号ポリ2個分で、29.2円。
合計で124.1円。
安いは安いです…
今回育苗したピンキーは産直の安い苗でも300円でした。
ただ、欲しい苗は産直にだいたいありました。
育苗期間2ヶ月…水やりと温度管理の手間を考えると、大量に植えない限り、超お得!とは言い難いです。
しかし、最近、金額以外に大きなメリットが一つ見つかりました。
苗の強さが全然違う!
耐病性も温度変化にも強い苗が出来上がる!
始めは土づくりの苦労の賜物だとばかり思っていました。
しかし、自作の苗と購入苗を並べて植えると、明らかに自作の苗の方が元気がよく、長持ちする。
品種の違いかと思っていましたが、違うようです。
わざわざ値段の高い接木苗を買ったものより、自作の苗の方がすくすく育ちました。
これは、育苗期間の長さに関係があるようです。
安く売られている苗は温度を上げて管理されているため育苗期間が短く、すぐに出荷されていきます。
自作苗は発芽時のみの加温のため、生育に時間がかかってしまいました。
ゆっくり育てた苗の方が強くなる!
とても面倒ですが、これからも苗は自作しようと思います。
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