何年かバケツコンポストをベランダで運用し続けてきました。
しかし、最近、明らかに上手くいかなくなりました。
水分が多すぎて腐敗臭がし始めてドロドロになる…
水は一滴も入れていません。
原因はわかっていました。子供が産まれて、家族の人数が増え、大量に出る生ゴミに水分蒸発と分解が追いつかなくなりました。
水分の蒸発だけでも改善させたいと思い、不織布のコンポストを購入してみました。
au PAYマーケットで38ℓ1980円の不織布コンポストを購入。メーカー名を探しても見つかりませんでした。
不織布に植物を植えると水切れが早い、と聞いていたので、水分過多にならないと考えました。
底の方に水分がたまり、置いている場所が濡れることがあるようなので、外の軒下に設置しました。
ある程度土を入れて(ホームセンターで1番安かった軽い土)、果物系の残渣を入れました。
そもそも4人家族になり、入れる残渣の量が多過ぎたのだと気がつき、野菜残渣は畑の雑草コンポストにそっと混ぜることにしました。
ネズミやカラスなどに狙われない物は畑のコンポスト行き、果物など甘い匂いのするものは不織布コンポスト、と棲み分けしました。
それでも、少し何か動物に荒らされた形跡がありました。カラスかな?
野菜残渣を入れずに量をコントロールしながら、水分の多い果物残渣を入れ続けること1ヶ月…
意外と分解が進んでおり、水分量も思っていたより全然少なく、サラサラと混ぜられるレベル!
ただ、毎日混ぜているわけではないので、たまに腐敗臭がするときがありました。
畑に混ぜてしまって大丈夫なものになるか心配です。
堆肥の出来上がりは気になりますが、圧倒的な可燃ゴミの量の減少と軽量化に成功し、ゴミ出しは楽になりました。
その後も果物残渣を混ぜ続けました。秋になり、りんごや梨の頂き物も増えて、果物の皮も増えました。
更に気温もかなり下がり始め、9月下旬には最高気温も30℃を超えなくなりました。
形が残っているものが多いですが、水分が少なく、ニオイもしません。
しかし、ここで新たな問題発生!
チャックの部分が破れ始めました。
日に日にどんどん破れて行き、蓋の意味があるのか無いのか…
上の窓から入れれば良かったのかなぁ〜とも考えましたが、狭いし、混ぜ辛い。
ん〜。1番安い商品を選んだからでしょうか?
もう、蓋を閉めることも諦めてただ乗せてるだけの状態で運用していくことにしました。
虫の大発生と害獣が心配です。
恐れていた獣にやられる被害はありませんでしたが、ゾウリムシ、ゲジゲジ等畑のコンポストでよく見る虫達は隙間から入ってぬくぬくと過ごしていました。
私は虫が苦手ではないので、あまり気にしません。
生ゴミの処分という観点からはとてもよかったので、このまま11月下旬まで運用して…
分解が進まなくなったのでこのタイミングで畑のコンポストに混ぜます。
11月が限界であることの確認は以前していたので、この後の野菜残渣は畑に穴を掘って少しずつ埋めていく予定です。
来年は丈夫で大きめの不織布コンポストで運用予定です!
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