マリーゴールドは葉が緑のうちにすき込むといいと聞いて、なんとなくやってみようと思い、いろいろ調べました。
まず、我が家で植えていたマリーゴールドはフレンチ系マリーゴールド。
花の形が好みだったので、色がミックスの種袋を買いました。
マリーゴールドは発芽率が良く、なかなか種が減らず、冷蔵庫で保存しながら何年か使用しています。
今更だけど、マリーゴールドって本当に害虫対策に効果あったのかな?と思い始めました。
なぜなら、黒マルチを外してマリーゴールドを片付けようとしたら、大量のダンゴムシとナメクジが…
虫が来ないわけじゃないんだ…
昨年は種で苗を作って、ポットから畑に移したら、小さい苗のうちに全ての葉っぱが虫に食べられて、草に隠れて消えてしまいました。
マリーゴールドって虫に食べられるんだ…
あれ?葉っぱって虫除けにならないの?
マリーゴールドの葉にはコナジラミと蚊の忌避効果はあるようですが、死滅させられるほどではなく、逆に花を好んでオオバコガが来るので、花は綺麗ですが、やはり虫は来る、というのが現実でした。
効果を期待するなら根の部分。根から出るα-ターチニエールという成分に期待して、ネコブセンチュウやネグサレセンチュウ対策として使用するのがいいようです。
大根の前作としてマリーゴールドを植えて、センチュウ対策をする。
また、ナス科の作物のセンチュウ対策でコンパニオンプランツとして植えるのがいいようです。
また葉っぱの部分は緑肥として使用できるとのことで、一応すき込んでみることにしました。
枯れた花から種がこぼれて来年雑草のようにマリーゴールドが発芽すると面倒だと思い、花殻は見える限りとりました。
これがとても大変。ただ切り刻むだけなら大した労力ではないのですが、時間のない人にはこの花殻処理は大変です。
大きな畑でトラクターなどですき込むならいいかもしれませんが、小さい畑でマリーゴールドを緑肥にしようとしてもなかなか上手くすき込めませんでした。
すき込むというより、頑張って埋めて隠した感じになりました。
そして、気がついた…
緑肥として使用するなら花がない方が楽だろうなぁ…
実は、花のないマリーゴールド…あったんです。
エバーグリーンというフレンチマリーゴールド。
ただこの品種の種の小さい袋が見つかりません。大きな袋売りしかなく、インターネットで探しても4,000円弱の商品しか見つかりませんでした。
家庭菜園でわざわざ買うようなものではないのかもなぁと思います。
来年のマリーゴールドの栽培方針としては大根の前作として植えて7月くらいに上部を処分して根っこをすき込みセンチュウ対策する。また、ナス科の植物の隣に小さめに育ててセンチュウ対策する。この2つでいこうと思います。
緑肥はやめて葉っぱと花は処分します。
花は畑の周りの花壇で違う花で楽しむことにします。
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