昨年から生分解性マルチを家庭菜園に使用し始めました。
きっかけは…ゴミ。
ビニールマルチのメリットは大きく、使いたい気持ちはあったものの、ゴミが多く出ることが気になり、使用を控えていました。
しかし、何をするにも時間が足りない…
家庭菜園を楽しみたいけど、草をとる時間も体力ももったいない。
高価なのは分かっていましたが、生分解性マルチを使用してみることにしました。
数種類選べる生分解性マルチのなかで、タキイ種苗から販売されていたビオトップという商品を購入してみました。
選んだ理由は販売単位が小さかったためです。
購入したものは20メートル。金額は、ネットで送料もかかりましたが、2,500円程度だったと記憶しています。
大体のマルチのネット販売単位は200メールからでした。
あまりたくさん買っても、使用しないで保管している間に分解が進んでしまい、ボロボロになる恐れがあったため、最小単位で購入できる商品を選びました。
貼ってみた感想としては、通常のマルチより弱い感じはしましたが、問題はなさそうでした。
少しカサカサ、サラサラした印象も受けました。
心配な点は分解速度です。
夏野菜の収穫が終わる秋までの間、破れずに持ち堪えてくれるかどうか…
また、使用後に土の中で本当に分解が進むのかどうか…?
秋になって…
使用後はこのような状態でした。
夏を過ぎたあたりから穴が開き始め、少し触れると破れてしまっていました。
販売単位を気にしなくてよければ、長期タイプを選ぶこともできましたが、一択だったので仕方ありません。
ただ、草も生えず、ギリギリ耐えていたので、ゴミが出ないメリットを考えれば十分かなと思いました。
マルチをそのままに春まで経つと…
ここまでボロボロになります。
春に土づくりをし始めた時に気になったのは、やはり破片がかなり残っていたこと…
回収せずに、土に埋まっていた部分は分解が進むだろうと期待していましたが、数多く残っていました。
ちなみに、雑草と一緒に積み上げて堆肥に混ぜたら分解が進むのでは!とやってみましたが…
こちらは想像以上にそのままでした。
破れやすく、分解が遅いとデメリットばかりに見えているかもしれませんが…
私にとってはメリットの方が大きいマルチでした。
大量のゴミを出さなくて済むことが一番のメリットです!
買った時から2年で使い切る計画のため、今年もまた生分解性マルチで、家庭菜園を楽しみます。
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