夏を迎えた時、秋に収穫できる野菜を考え始めます。
大根、人参…根菜ばかりで葉物ないなぁ〜、あっ、ほうれん草!は、成功したことない…。
となっていますが、今年もチャレンジ!
失敗が少ないと聞いて有機石灰(蠣殻石灰)しか使用して来なかった我が家ですが、ほうれん草を成功させるべく苦土石灰を購入しました。
区画は90cm×180cm。三本鍬で軽く耕して苦土石灰4握り(300gくらいをイメージ)してパラパラとまいてまた耕す…
苦土石灰の袋の説明には500gくらいまいてと記載があり、インターネットの家庭菜園記事には100〜150gと記載があり…
あまり多過ぎると土が固くなるそうなので(そもそも固いけど)、真ん中をとって300gにしました。
そこから2週間あけて、ぼかし肥料を3握りくらい入れました。
生分解性マルチを貼って、ハサミで切れ目を入れて、シートを土に埋め込みました。
種はYouTubeで発見したトイレットペーパーに並べて撒く方法に挑戦しました。
並べるのは簡単でしたが、移動が大変です。
乾くとタネが落ちるし、濡らしすぎるとペーパーが破れます。
なんとかタネ入りトイレットペーパーを3本作れましたが、移動中に破れてぐちゃぐちゃになり、1本ダメにしました。
1日様子を見ていたら、土が乾きやすかったので、不織布を上にかけてみました。
この後、ほうれん草のタネは大きめなので手で蒔いた方が早いなぁ、と気がつきました。
早く防虫ネットもかけないといけないなぁ、サラダかぶも蒔きたいなぁ、と思いながら数日後…
やっとサラダかぶの種蒔きをしてネットをかけました。
その後芽は出ましたが…
なぜかほうれん草の半分くらい芽が出ませんでした!なぞ!
同じように種蒔きしたはずなのに…
まあ、いつもの通り全体的に発芽率悪い感じです。今年の種は人参購入時におまけでついていた種でした。
まだまだ種蒔きシーズンなので、もちろん蒔き直しました。
これで発芽するかどうか…、台風直前で雨はたっぷり降りました。
苦土石灰使ったし、タネ蒔き直したし、これで大丈夫でしょう!
そして10日後…
はい、ほうれん草ちゃん消えました…
なんで…なんでなんだー!
でも、心当たりはありました。10日間のうち何日か気温30℃を超える日がありました。母の蒔いたほうれん草も消えたと聞いてちょっと安心…
暑さ、乾燥…でも、種袋に『暑さに強い』って書いてあったじゃん!
と思いながら、諦めてこの場所には小松菜、サラダかぶ、チンゲンサイを蒔き直しました。
この後、やっぱり種が悪いのかな、と考え(そんな訳ない)冷蔵庫に保管してあった違うタネを蒔いてみることにしました(新しいタネの方が発芽率いいに決まってる)。
今まで蒔いていた種と保管してたトーホク交配のサラダほうれん草(ナチュール)を半分ずつ蒔きました。
この後、どっちに何を蒔いたか忘れてしまいました…
三度目の挑戦、三度目の蒔き直し…
いや、ほうれん草ってもっと簡単な野菜じゃなかったかな?近所のおばあちゃん達のバンバンなってるのよく見てたけどなぁ〜。
と、あまりにも失敗ばかりするので、混乱してテキトーになってしまっていました。
しかし、せっかく蒔くならと、今度は籾殻も上にのせて乾燥対策!
物置にずっといる籾殻の残りが邪魔だったというのも理由の一つです。
この後、気温30℃を超える日はなく、過ごしやすい気温が続きました。
9月の連休中ずっと雨が続いてなかなか畑の様子をじっくり観察できていませんでしたが…
今までより発芽してる感じがする!
発芽適温、生育適温とはこんなに大事なことなのか…と思い知らされた気がしました。
寒くなるから早く蒔かなければ!と焦っても、適温でなければダメなんだと勉強しました。
年々暑くなり、春と秋の長さが短くなっている気がしている今日この頃。
種の袋に書いてある8月下旬とか、9月上旬とかだけを見て種まきしてもダメなのかもしれません(私の場合)。
その後…
あまり成長していない気がする…、このままで大丈夫なのだろうか…、また失敗かもしれない…
そんなことを考えてもしょうがないので、周りの空いているスペースで出来るだけ小松菜を育てておくことにしました。
期待を込めてもう少し様子を見ることにしました。
もうそろそろ収穫できていいはずの10月中旬…
ついに双葉が黄色く変色し始めました。
この後もこれ以上大きくなることはありませんでした。(11月中旬)
今年もほうれん草は失敗です。
今年こそはと思っていたのに…
原因はいろいろ考えられますが、そもそも土の状態があまりよくない場所であったことも一つだと思っています。
自宅建物にかなり近い場所で、地盤改良がされており、細かな砂利が入っていた場所でした。
水捌けもとても悪かったのですが、イチゴもそこそこ育っていたので、大丈夫だと思っていました。
苦土石灰も入れたし!と思っていたのですが、それだけではダメだったようです。
母親の畑ではもう収穫できる大きさのほうれん草がなっていたので、私のほうれん草栽培のセンスのなさに絶望です。
狭い畑なので何度も失敗していると、土地の利用効率が悪いので、来年は辞めようかな〜と思っています。
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