2024年にやっと、我が家は物価高、インフレに気がつきました(たぶん世の中的には遅めの気づき)。
そして、節約のために外食を控えて、自炊を徹底するためYouTubeで料理レシピを検索しまくり料理を作る日々。
中でも『リュウジのバズレシピ』様が私も家族もお気に入りのレシピが多く、たくさん作るのですが、ニンニク率高めです。
そのため、スーパーでニンニクをよく購入するのですが…高い!高すぎる!
国産ニンニクは一玉200円がほとんど。(田舎価格)小さいものでも100円くらい。

産直で一個130円の大きめのニンニクを見つけてラッキーと思っていました。
なので、ニンニクを出来るだけ安く、たくさん、大きく育てたい!
まずはホームセンターに行きました。
購入したニンニクはこちら

ニンニクは鱗片(種球根)の大きさが大きいほど出来上がりのニンニクが大きくなることが今までの経験でわかったので、出来るだけ大きいものを選びました。
7球で1710円(税抜)。1球244円。って食用より高い!大玉とはいえ高価なニンニク。これは失敗できない…
プレッシャーはさておき、1個ずつばらしてみると、53個ありました。結構多い!
植え付ける場所はこちら

人参栽培を2回失敗した穴あき黒マルチ貼りっぱなしの区画を、マルチを剥がして堆肥を入れ直して使用します。
穴の数は全部で44個。ニンニクの種より少ない…
とういことで、いい鱗片を見極めて植え付けたいので、今回はYouTubeで見つけた『野菜作りの教科書 Vegetable Beginners Guide 』さんのニンニク栽培を参考に室内で根出ししてから植えてみることにしました。
セルトレーにニンニクを並べて、水を3分の1くらいまで入れて様子をみて、発根したものから順に植えるそうです。


この方法、発芽しないニンニクを植え直さなくていいメリットがある反面、毎日水替えをして、根が出たものから順に植えるという時間のかかる作業。
最初に植え付けたニンニクから最後の植え付けまで2週間近くかかりました。
最後のニンニクを植える頃には最初に植えたものがだいぶ成長していました。

今年は鱗片の上に5cmの土がかかるよう、深めに植えました。

地上部が見えてくるまでの日数にかなり個体差があり、発根させてから植えたけどなぁ〜、と思いながら気長に待ち…

始めに植えた鱗片が発芽してから約20日程度たってやっと全ての鱗片から発芽しました。
だいぶ成長してきたなぁ〜と思いましたが、穴から外れた場所から芽が出でしまったものもありました。
真っ直ぐ植えられなかったようです。性格が曲がってるので…
だんだん大きくなっていき…


10月には立ち上がっていた葉も11月になると寒さで萎れた見た目になりました。
この後寒さは厳しくなり…雪もチラホラ降るようになり…

どこに植えたかわからないほど雪が積もり…
その後雪も溶けて春になりました!

だんだん暖かくなり葉っぱも立ち上がって来ました!

本当は3月頃に追肥するのがいいようですが、できなかったので、4月の追肥となりました。

春早くから有機肥料作りは東北では時間がかかり過ぎるので、市販の肥料を購入しました。
と、ここまではよかったのですが…
これ以降何故かニンニクの匂いが畑中に香るようになる日が増えていました。

少し枯れ始めていたので、栄養不足かな?と思っていました。

明らかに何かがおかしいと気がついた時にはもう手遅れでした。

こちらがニンニクを枯らしていた犯人!
ネギコガの幼虫と思われます…
可能な限り補殺しましたが…この後ネギコガに食べられてしまったニンニクが復活することはありませんでした。
虫に食べられて傷がつき、ニンニクの強い匂いが畑中に広がってしまっていました。
ご近所さんごめんなさい。

あまり聞いたことのない害虫で、対処方法がわからず、かなりの数をダメにしてしまったので、来年の課題になりました。

もう少し収穫を待ってみようと思っているうちに、ほとんどのニンニクが枯れて溶けていなくなってしまいました。
収穫できたのはこれだけ

事前に試し取りした1個を含めても16個にしかなりませんでした。
小さいニクニクなら17個は収穫できないと種球の元がとれません。
少ない収穫でしたが、収穫の雰囲気を味わうため、ニンニクブレードを作りました。

今年はプラスにはならない収穫でしたが、防虫ネットをかける等工夫をしつつ、また今年の秋にチャレンジします!
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